歯周病とは、歯と歯ぐきの間の隙間(歯周ポケット)に細菌が入り込み、歯ぐきやあごの骨が破壊されていく病気です。症状が進行しあごの骨がなくなっていくと、最後には歯が抜け落ちてしまう恐れもあります。
当院が患者さまにご提供している「エクセレントペリオ」とは、歯周病をお薬で改善する「歯周内科治療」をもとにした、オーダーメイドの歯周病治療です。この治療を行う際は、事前に以下のような検査を行います。
こうした検査結果をもとに、歯周内科治療をベースとしたさまざまな治療を組み合わせ、患者さま一人ひとりに合わせた治療メニューを組み立てていきます。歯周病の改善に必要な治療を適切なタイミングで行うことで、外科手術を行うことなく症状の改善をはかれるのが、「エクセレントペリオ」の特徴です。
この方法なら痛みも少なく、また通院回数も少なくて済むため、患者さまがあまり負担を感じることなく、短期間で治療を終えることができます。
※お口の中の細菌をモニターに映して、リアルタイムで確認することができる顕微鏡
上記の歯周病治療「エクセレントペリオ」は保険外診療となります。費用につきましては、お口の状態により異なります。検査を受診後、ご提示いたします。(以下は参考価格となります。2021年10月1日現在)
軽度・中度の歯周病の場合 | 150,000円(税別) |
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重度の歯周病の場合 | 190,000円(税別) |
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3DS | 10,000円(税別) |
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リアルタイムPCR検査(術前術後必須) | 17,000円/回(税別) |
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治療のリスクや副作用:抗生物質のため、人によってはアレルギー反応が起こる場合があります。
スケーリング・ルートプレーニングとは、専用の器具で歯の表面や歯の根っこについたプラーク(歯垢)や歯石を除去する処置のことです。先端が鋭い器具を使って歯石などを取り除くため、処置の際に痛みが発生することがあります。
当院独自の歯周病治療「エクセレントペリオ」では、まず飲み薬で体内の歯周病菌を減らし、歯ぐきの炎症が治まってからスケーリング・ルートプレーニングを行うため、処置の際に発生する痛みを軽減することが可能です。
スケーリング・ルートプレーニングを保険診療のルールに従って行う場合には、お口の中を6つのブロックに分け、1回の診療で1ブロックずつ処置していきますので、お口全体のスケーリング・ルートプレーニングが完了するまでには6回の通院が必要です。そのため既に処置を終えてキレイにしたブロックに、未処置のブロックから細菌感染が起こらないよう、注意を払う必要があります。
一方「エクセレントペリオ」は自費診療のため、2~3回の施術でスケーリング・ルートプレーニングを終えることが可能です。何度も通院する必要がありませんので、未処置のブロックから感染が広がるリスクを抑え、より効果的にスケーリング・ルートプレーニングを行うことができるのです。
当院には経験が10年以上(※)のベテランを筆頭に、経験豊富な歯科衛生士が多く在籍しています。当院の歯科衛生士が行うスケーリング・ルートプレーニングは「痛くない」というお声を、患者さまからいただくことも。
(※)2020年現在
また歯科衛生士が歯石やプラーク除去を行う際には、歯周病菌を殺菌する効果のある「ポイックウォーター」や「オゾン水」を使用しています。歯周ポケットの中の歯周病菌を殺菌することができるので、より早く症状の改善をはかれます。
通常6回の通院が必要な治療ですが、当院では上記の治療を2~3回の通院という短期間で実施しております。
治療のリスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。出血を伴う可能性があります。治療部位を分けて行うので数回の通院が必要です。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
「光殺菌治療」とは、歯周病の原因である歯周病菌を、特殊な光を当てて殺菌する治療方法です。医療の世界ではガンの治療や、ニキビの治療などにも広く使われています。
歯周病を引き起こす根本原因である「歯周病菌」を殺菌する治療なので、治療後の再発が少ないほか、以下のようなメリットがあります。
光を当てるだけですので不快な痛みもなく、お身体に優しい治療方法と言われています。
治療のリスクや副作用:重度の歯周病の場合、レーザーのみでは殺菌できない場合があります。痛みの感じ方には個人差があります。従来の歯周病治療よりも時間がかかる可能性があります。
治療のリスクや副作用:クロルヘキシジン配合の薬剤により、アレルギー症状がでる可能性があります。(発生頻度は極めて低いですが、お薬のアレルギーがある方は事前に申請してください。)薬剤の使用により、歯の表面に着色する可能性があります。予防効果は一生続くものではありません。再感染する可能性もあります。
治療のリスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。出血を伴う可能性があります。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります。(削る量は個人差があります。)治療時に出血を伴う可能性があります。
治療のリスクや副作用:マウスピースにより頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。土台となるご自身の歯を削る場合があります。(削る量は個人差があります。)
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る場合があります。(削る量は個人差があります。)治療時に出血を伴う可能性があります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | △ | ○ | ○ | × | ○ | ● | × |
午前:9:00~12:00
午後:13:30~18:30
△:14:00~18:30
●:13:30~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日